町家 三宅商店について
この建物は、江戸時代後期(百数十年前)に建てられた町家で、
奥に長く土間が続き、蔵を構えています。
土間、蔵、土壁、昔ながらの間取り、懐かしくもあり、
ほっこりできる時間がここにはあります。
もともと三宅商店は、戦前より日用雑貨・荒物屋でした。
現在は、その歴史ある屋号を受け継がせていただき、
「倉敷の街を朝から元気に!」
を合言葉に新しく三宅商店が生まれ変わりました。
きれいにし過ぎず土壁など使えるところは、修繕しながら使っていこう、
また江戸のリサイクル社会をお手本に古材も積極的に活用しました。
土間の工事中には、ふたつのお宝が出てきました。
ひとつは、土間に沿って外へ続く「溝」です。